体力を落とさないための在宅介護

在宅介護ではついつい対象者を寝たきりにしてしまいがちです。寝たり起きたり座ったりとその都度、介助が必要だからです。
しかし、在宅介護において対象者を寝たきりにしておくことは、体力を低下させ、立ち上がる力、バランスをとる力が弱くなり、体の骨に荷重がかからないため骨がもろくなり、少しの転倒で骨折するなど、多くの問題を引き起こしてしまいます。対象者も寝てばかりいると脳への刺激も少なくなり、意欲が低下し、ますます体を動かそうとしなくなってしまいます。



 在宅介護においても対象者に体力を保ってもらうためには毎日継続して少しずつでも体を動かし、興味のある活動を行ってもらうことが大切です。
在宅介護でも簡単に取り組める運動としては、寝たままでよいので足と手を動かして歩くまねをするというものがあります。歩く動作は誰でもかつて行ってきた動作なので比較的簡単に行えます。
疲れが出ない程度にベッドの上で歩いた気になってみましょう。そのうち太腿に筋肉がついてくれば立ち上がりも楽になるので立ち上がりの練習にもつなげることができます。
在宅介護で体力低下を予防する一つの方法として紹介しておきます。
最近の在宅介護の周辺環境はかなり整ってきています。
その背景には、便利な介護サービスが増えているということにあります。
 例えば介護サービスで有名なものとして、訪問系の介護サービスがあります。それらを利用すれば在宅介護の現場に専門のプロの方が来てくれて、様々なサービスを行ってくれるのです。
訪問入浴などであれば、入浴介助が大変な高齢者を安全に入浴させてくれますし、訪問介護であればご家族に変わって介護を行ってくれます。


 さらに、訪問系の介護サービスの他に、デイサービスやショートステイといった外泊系の介護サービスも最近は利用することが出来ます。
それを利用すれば、家族が留守の時に高齢者を介護がしっかりしている施設に預けておくことが出来ますので、とても便利です。
なので、付きっきりの介護が必要な高齢者がいるために、旅行等に行けないということもなくなってくるのです。 なので、現在の在宅介護は在宅介護を行う家族の負担がかなり減って、その在宅介護を行い易い環境が整っていると言えます。